企画概要

サマリー

 【目標】

  日本に、カリブ海に匹敵するリゾートクルーズ海域を創る。

  2030年までに4隻建造し、日本に新しい形の観光需要を創出する。

  マリンレジャー用の水陸両用バスやエンジン付き高機能ゴムボートを搭載する「フェリー型」とすることで、

  万が一の大規模災害時の救命用として数隻の運航・配備を目指す。

  LNG動力や大型蓄電池の活用を実現し、日本のエネルギー利用の多様化のモデルとなる。

 

【概要】

  1泊2日の超短期クルーズを、年間200回以上運航

    → 現役世代・ファミリー・訪日客等が気軽に利用しやすいクルーズ


  沖縄・那覇港を母港(発着港)とし、本部港/周辺離島クルーズを行う

    → 欧米で成功している「フライ&クルーズモデル」を採用


  発着港では燃料・消耗品・食料飲料・船内備品の補給、清掃・リネン交換を行う

    → 地域に恒常的なクルーズ経済生態系を創出


  寄港地ではプライベートビーチの開発・造成、地元業者による観光事業開発を行う

    → 小さな港への寄港を前提に乗下船しやすい「フェリー型」の客船構造

      客船内に水陸両用バスやゾディアックボートを搭載し、大規模災害時に備える


  乗船価格は既存のラグジュアリーなクルーズの半額以下

    → 従来型経営にとらわれない新たなビジネスモデルにより実現


  環境や安全面の技術に優れた日本で建造、日本人クルーによる日本船籍とする

    → 排ガス(NOx、SOx)規制強化に対応、アジア初のLNG動力の客船を目指す

 

 

【スケジュールイメージ】

              2018  ファンドスキーム組成・投資募集、チャーター契約締結

              2019  運航計画策定・販売体制整備

              2020  実証実験として6月~9月にチャーターによる運航を検討中

   (2030年までに新造船4隻就航を目指す)

 

課題と取組み

これまでになかったものをつくる、というのは容易ではありません。人命を預かる客船事業においてはすべてにおいて安全が優先され、そのために必要な内外のルールがたくさんあります。美しい海や自然の残る離島を守るために細心にして最大の配慮が欠かせません。

 

そのうえで「なかったものをつくる」。日本にこれまでなかったカジュアルなクルーズをつくる。人口の減少する離島を舞台に新しい体験型観光をつくる、一時的でない持続する雇用をつくる、客船単体事業だけではなく、燃料や船用品・備品の補給、客室の清掃やリネン、食事の納入、飲料・食材の提供、レストランやショップの運営、貸出品、船までの送迎、地元ホテルの前泊・後泊、システムやコールセンターの運営など、客船をきっかけとした生態系をつくる。海に囲まれた日本の海事産業に、新たな大きな産業形態をつくっていく。

 

関係省庁をはじめ、各事業者の方、各分野の第一人者の方々などの知見と協力を得ながら、課題をひとつひとつ正しく認識して、着実にに取り組んでいきます。